戻り苗とは

MODRINAE -戻り苗- は「 2 年間 」という決められた時間の中で、
どんぐりから木を育て、
自身で育てた木を森に返す新しいカタチの観葉植物です。



◼️苗木は森へと戻っていく。

MODRINAE は和歌山県の山々で一つ一つ拾い上げられたどんぐりから育てます。

既に育ったものではなく芽吹く瞬間から寄り添うからこそ、木がどのように生まれ、育ってゆくのか知ることができます。



2年後、森に戻った木はその地で何十年、何百年と生き続けます。



遠い未来に思いを馳せることで感じる悦びや哀愁。繋がりや親近感。
MODRINAE を育て終えると、きっと森の見方が変わっているはずです。


◼️森から木が戻ってくる。


MODRINAE を育て終えると、

苗木が戻った山々で取れた木を使った、木材製品を購入することができます。
どこで生まれ、どこで育ち、誰が関わってここにあるのか。
そのような歩みが見えるからこそ大切に使うことができる。

『生きていたこと』『生かしてきたもの』を知っているからこそ愛着が持てる。

そのような想いでご購入いただける方を限定しています。

もう一度育てたい!という方には「リスタートセット」もご用意しています。

 

◼️思いを循環させる。

今ではあまり聞かなくなった『 嫁入り道具 』という文化。

その昔、地方の農村では女の子が生まれると庭に桐の木が植えられました。

十数年をかけ育った木は、箪笥などの嫁入り道具へと姿を変え、
女性の旅立ちの日に共に送り出されてきたのです。



人に会うこと、連絡を取ることが今よりずっと不自由な時代。
嫁入り道具を通して、遠く離れた両親を想っていたと聞きます。
木を通した絆の形が存在しました。

嫁入り道具には赤いリボンがつけられていたことから、
パッケージに赤い梅結びの水引きを付けました。



梅結びには固く結ばれてほどけないという意味があります。

大切な人へ贈りたいという方のために、
メッセージの刻字や無料メッセージカード付の「贈り苗」もご用意しました。

育てて、植えて、伐って、つかう。
人と森林循環の形を、苗木を育てていただく皆さんと作り上げていけたら嬉しいです。